こんばんは!橘徹です!
本日は先日あった事例をもとにロードサービスの有効活用について書いてみます。
ポイントは
・レッカー費用は事後請求ができる
・レンタカーを用意できる可能性がある
ということです。
まず、レッカー費用は事後請求できるという話についてです。
当社で保険に加入しているお客様から、数日前にレッカー出動依頼の案件がありました。
その日は急いでいたので、取り急ぎ保険会社に何も連絡をせずに自社のレッカーで出動して緊急対応しました。
通常は保険会社に連絡をして、保険のロードサービスとして出動許可をもらってから現場に向かうのですが、
そもそも自動車保険に無料のロードサービスが付帯されていることをご存じない方が多数いらっしゃいます。
そんな方はロードサービス費用を自己負担しているケースも多いのではないかと思います。
ぜひ緊急の際はまず保険のロードサービスを使うことをお勧めします。
後日ロードサービス費用を遡って保険請求できないか確認したところ、無事に保険請求できるということで安心しました。
昔はロードサービスは出動前に事前に連絡がないと事後報告では認めてもらえないケースもありましたので利便性が向上したと言えますね。
なので過去に支払ってしまったロードサービス費用があれば、ぜひ保険会社や保険代理店に相談してみることをお勧めします。
次にレッカーを呼んだ場合はレンタカーを用意できる可能性があるという点です。
保険のロードサービスには、自力走行不能時にレッカーを手配した場合は、
その後の修理中の移動手段としてレンタカーを用意できる内容が含まれているケースがあります。
通常のレンタカー特約というのは、あくまでも事故で修理するために入庫したときしかレンタカーは用意できません。
従って故障時はレンタカー特約を使うことはできないのですが、
今回のような自力走行不能時にレッカーを呼ぶとロードサービスでレンタカーを用意できるケースがあります。
修理中だったり、乗換え時の納車待ちだったりと、レンタカーを借りられるとメリットは大きいかと思います。
例えば三井住友海上という保険会社の場合は、通常はレンタカーを用意できるようになっていますが、
対象外にして保険料を安くしている契約もありますので注意が必要です。
ということで、
レッカー対応したときは「事後請求できないかどうか?」「代車は保険で用意できないかどうか?」
を意識するとよいと思います!
以上です!